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第2回 医療観光事業推進プレゼンテーション(北京・台湾)

北京・台湾で第2回医療事業推進観光プレゼンテーション講演が行われました。
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   1月の上海に続き、観光庁主催の医療観光推進事業として、今回は北京、台北にて日本の美容医療を紹介するプレゼン講演を行ってきました。以前この欄でも触れましたが、韓国、インド、シンガポール、マレーシア、タイなど、すでに多くの国が、医療観光を国策の一つとして積極的に外国人を招致し、治療実績を上げている反面、日本は、この分野では漸くこれからといった段階です。日本には、日本人を世界一の長寿国に成し得た‘誰でも平等に高度の医療サービスを受けられる’保健医療制度が存在します。それゆえ現状では、医療を産業として捉え、外国から医療サービスを目的に訪れる人々に、治療を行う事への医療界や行政側の抵抗感があることは否定できません。また、あくまでも、医療がメインであるにも拘らず、‘医療観光’という表現に違和感を持つ医師がいることも事実です。
 北京で講演前の朝食会にて、現地の診療所で10年間勤務されている日本人医師のお話を伺う機会がありました。医療システムの違いを示す例として、北京で救急車を呼んだ場合、患者がどのような状態であっても、料金表を提示され、車内でおこなう処置内容に対する料金、そして病院までの運搬代を支払なければ搬送してもらえないという事でした。また、一般市民ならば、指定された病院以外では、保険給付は受けられなく、より高度な質の高い医療を受けたければ、それに見合う料金を払わなければいけません。タクシー代が惜しくて、救急車を呼ぶ人もいる、日本の現実からは考えられません。このような医療格差が当たり前の環境の中で、病院も医師も政府機関によって厳格にランク付けされており、階級によって、受ける報酬も大きく異なるようです。少なくとも医療に関しては中国が資本主義で、日本は社会主義)と言えるでしょう。しかし、世界的に見れば、中国が一般的で、日本の皆保険制度が特別なのかも知れません。
 初めて訪れた北京の街は、私がイメージしていた人民服と大量の自転車の行列はどこにも見当らず、そこにあったのは、近代的なビルと整備された広い道路を往来する高級車の群れでした。目覚ましい変化を続ける世界で、少子高齢化の中、社会医療費の負担に悩む日本で、医療観光を考えることは、これからの医療制度の在り方を見つめ直す機会でもあるようです。

 
第1回 医療観光事業推進プレゼンテーション(上海)
 

医療観光、医療ツーリズム 元年となる為に

 
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