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| 院長コラム |
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しみ、小じわ予防の最良のスキンケアとは・・・一般化粧品の効果と限界
しみ、くすみのない透明感のある素肌は誰もが求め続けているところでしょう。どんなに目鼻立ちが整った「美人顔」の人でも近くで見ると肌がカサカサ、しみが点々としていたらその魅力も半減です。故に、私も東大の医局時代から手術的な治療法と共に、皮膚の老化の抑制という点に関心を持ってきました。そして大衆化粧品も、その効果という点からいろいろ検討してみました。
最近、機能性化粧品という言葉がよく聞かれるようになりました。例えば美白・しわ取り・リフトアップ・コラーゲン補給などです。その成分と医学的な常識から考えると、その効果が疑問に思われるものも少なくありません。まず、本来大衆化粧品に求められものとは何かということを考えなければなりません。肌に何かしらの効果を起こすということは、何かの生体化学反応を起こすということです。人の肌は当然個人差が在るため、人によっては強い刺激(赤み・かゆみ・痛み・炎症反応等)になりうるという事です。一般大衆化粧品の場合万人に合うものでなければならず、万一そのような反応が起きれば化粧品としてはリコールの対象となってしまいます。そのため、化粧品は『誰が使っても安心なもの=あまり効果を期待しないもの』にならざるを得ないのです。しかし効果がないといってしまえば売れませんから、美白・リフトアップ・コラーゲン浸透(実際は皮膚から高分子のたんぱく質が浸透することは考えにくい)などという表現と、モデルさんを使ったイメージで宣伝していくしかないのです。 私は化粧品を否定しているのではありません。化粧は立派な文化ですし、その効果の面からもスキンケアにかせないものだと考えます。ただ過大表現や広告で消費者に誤解を与えているものも多いということです。(一部の美容外科も同様ですが・・・)
では肌のために本当に必要な、そして化粧品に求められる機能はなんでしょうか?今の時点で確実にいえるのは、大きく二つです。それは、紫外線からの肌の保護・紫外線によるダメージのケアと、乾燥からの保湿です。なぜなら、現時点で解明しているしみ・小じわの原因の中で外部からのものとして上げられる最も大きなものは、紫外線と乾燥だからです。逆にいえば最低限しなければならないスキンケアともいえます。そしてさらに先の、効果を期待して直接一人一人に処方して、治療と考えていくのがドクターズコスメであり、ピーリング、イオン導入法、レーザー治療であるのです。各治療の詳しい内容は次回説明していきます。 |
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